元号から年齢を瞬時に計算する方法

お世話になっております。

建設業許可や経営事項審査などの書類を作成していると、
営業年数や技術職員名簿に記載する年齢などを元号から計算しなければならない場面がよくあります。

西暦で書かれていれば簡単なのですが、実際の申請書や証明書はほとんどが元号表記です。
そのため、「いったん西暦に直してから計算する」という手間が発生します。

平成・昭和・大正・明治

平成・令和生まれは簡単なのですが、昭和や大正以前だと一度換算が必要になりますよね。

ですが、元号ごとの「計算用の数字」さえ覚えておけば、
電卓で一瞬で年齢が出せる方法があります。

各元号の「計算用年数」

元号の切り替え年は重なりがあるため、
それぞれ1年引いた数字を使用します。

つまり、次の4つを覚えておけばOKです👇
平成＝30　昭和＝63　大正＝14　明治＝44

計算手順（電卓で一瞬）

1️⃣ 現在の元号の「計算用年数」と年を足す
2️⃣ 現在の月日を後ろにつけて数値化
3️⃣ 生年月日も同じように数値化
4️⃣ 差を引いて、上2桁が年齢

例題①　平成生まれの人

平成10年5月1日生まれの人が、令和7年10月1日時点で何歳か？

1. 平成30 + 令和7 ＝ 37

2. 現在の年月日 → 371001

3. 生年月日 → 100501

4. 371001 − 100501 ＝ 270500

→ 上2桁「27」より、27歳です。

例題②　昭和生まれの人

昭和50年4月1日生まれの人が、令和7年3月1日時点で何歳か？

1. 昭和63 + 平成30 + 令和7 ＝ 100

2. 現在の年月日 → 1000301

3. 生年月日 → 500401

4. 1000301 − 500401 ＝ 499900

→ 上2桁「49」より、49歳です。

※誕生日が来てない場合

例題③　大正生まれの人（参考）

大正14年3月1日生まれの人が、令和7年10月1日時点で何歳か？

14（大正）＋63（昭和）＋30（平成）＋6（令和）
＝ 113

→ 1131001 − 140301 ＝ 990700

→ 上2桁「99」より、99歳です。

まとめ

この方法は知り合いから教えてもらったのですが、元号をいちいち西暦に変換したり、
年齢早見表を確認する必要がありません。

元号表記の書類を扱う機会が多い方は、ぜひ活用してみてください。

今回はこのへんで

三重県・奈良県全域の車庫証明や名義変更は三重県自動車登録サポートセンターへ！

在留資格・帰化申請についてお悩みの方は在留資格帰化申請サポートへ！

にほんブログ村