初めての丁種出張封印

丁種出張封印

 

お世話になっております。

今日は初めて丁種出張封印で封印の払い出しをしました🙌

出張封印ができるようになってすぐに取り付ける側のお仕事はしたのですが、甲種出張封印以外で封印を払い出すのは初めてでした。

こんなことを書いても、自動車登録業務をしている行政書士しか分からないので簡単にご説明。

封印とは普通車などのナンバープレートの左上のボルトを簡単に取り外しできないようにするために、一度取り付けたら壊さない限り外すことができないアルミ製のキャップのことです。

 

封印はかなり厳正な取扱いが定められていて、原則として住所を管轄する運輸支局に車を持ち込んで、封印をしてもらう必要があります。

絶対に持込みでしか封印ができないとなると利便性を欠くので、国土交通大臣から委託されている受託者は運輸支局で封印を払い出して、お客様のご自宅などに“出張”して封印を取り付けることができます。


甲とか丁とか言っているのは、事業形態ごとの受託者の分類です。

甲種→ナンバープレートの交付代行者
乙種→新車販売業者
丙種→中古車販売協会
丁種→各都道府県の行政書士会

甲種とか丁種封印というのは、それぞれから再委託を受けている行政書士が封印取付業務をいいます。

さらに、丁種出張封印を行える行政書士同士であれば封印の取り付けを再々委託することができます。

例えば東京にある車を三重県の方に販売する場合、本来であれば陸送しないといけないところ、A行政書士が三重県で自動車登録を行い、車検証・ナンバープレート・封印等を東京のB行政書士に送付し、B行政書士に取り付けてもらう事ができるというめっちゃ便利な制度です。


今日私がやったのは三重で登録してナンバーと封印を他県の行政書士へ送る方の業務。

ちょっとだけいつもと違う流れになるので、戸惑いましたが、初めての割には概ねスムーズにいきました。


これからもっと研鑽していきたいと思います!

今回はこのへんで。

 

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