車の名義変更はしないとどうなる?5つのリスクと対処法

お世話になっております。
最近、「友人から車を譲り受けてそのまま乗っていますが、名義変更ってしないとまずいですか?」というご相談をいただきました。
このご質問、実はよくあるケースなんです。
手間がかかりそうだからついつい後回しにしてしまう名義変更ですが、実は放置しておくと法律違反になってしまうこともあるため、注意が必要です。
今回は、名義変更をしないことでどのような問題が起こるのか、行政書士の視点から分かりやすく解説いたします。
目次
名義変更って何?
まず、「名義変更」とは、車の所有者が変わったときに必要となる手続きのことです。
正式には「移転登録」と呼ばれ、車を売ったり譲ったりした際に、新しい所有者が登録情報を変更する義務があります。
この手続きは、車の使用場所を管轄する運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で行います。
手続きをする期限も定められており、譲り受けてから15日以内に行わなければなりません(道路運送車両法第13条)。
名義変更をしないと起こりうる5つのトラブル
1. 法律違反となる可能性
名義変更を怠ると、道路運送車両法に違反することになります。
罰則が科される可能性もあるため、注意が必要です。
2. 売却や廃車ができない
名義変更をしないままだと、書類上の所有者は旧所有者のままです。
たとえ実際に使っていても、自分の名義になっていないと車を売ったり廃車手続きしたりすることができません。
3. 自動車税の通知が旧所有者に届く
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。
名義変更をしていないと、手放したはずの旧所有者に納税通知が届いてしまい、トラブルになることも。
4. 保険のお知らせが届かない
名義が変わっていないと、任意保険の更新通知なども旧所有者宛てに届く可能性があります。
保険の契約が切れていたことに気づかず運転してしまうと、重大なリスクを伴います。
5. リコール情報が届かない
自動車メーカーからのリコール通知なども、登録された所有者宛に送られます。
重大な不具合に関する情報を見落としてしまう恐れがあります。
面倒な名義変更は専門家に任せてもOK!
名義変更はご自身で手続きすることも可能ですが、
書類の準備や運輸支局での対応など、慣れない方にとってはかなり手間がかかる作業です。
「平日は忙しくて時間がとれない」「書類に不備があると不安」という方は、ぜひ行政書士にご相談ください。
車庫証明から名義変更まで、トータルでお手伝いさせていただきます。
まとめ
名義変更は「いつかやればいいや」と思っていると、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
譲渡・売買から15日以内に手続きを済ませるようにしましょう。
「名義変更を忘れていたかも?」と心配な方も、早めにご相談いただければ安心です!
今回はこのへんで
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