車検証の記載ミスの場合の対応

お世話になっております。
たまーに、登録をした後になって、車検証の記載が間違えていることがあります。
名前とか住所が印鑑証明の記載と違ったり、車台番号が違ったり、個人的なイメージとしては200件に1件くらいの割合であるような気がします。
人間が発行するものですから、そりゃ間違いもおこります🙄
今回は「車検証の記載に間違いがあった場合の手続き」についてまとめておきたいと思います。
目次
車検証の記載にミスがあったら
車検証に印字されている内容は、申請書に記載された文字をコンピューターが読み取って印刷しています。
人が書いた文字を機械が読み取るため、まれに誤読によるミスが発生することがあります。
その後、陸運局の職員が目視でチェックを行いますが、見落としがゼロとは限りません。
通常、車検証の交付時に受け取る本人がその場で内容を確認し、誤りがあれば修正できるようになっています。
しかし、ついチェックを忘れたり見逃したりして、自宅に戻ってから間違いに気づくケースもあります。
記載ミスに気づいた場合の対応
もし、登録から1週間以内に誤りを発見した場合は、車検証を持って運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に行けば、その場で修正してもらえます。
一方で、かなり時間が経ってから発見した場合には「更正登録(こうせいとうろく)」という手続きが必要です。
これは、車検証に記載された名前や住所などの誤りを訂正するための正式な手続きです。
更正登録に必要な書類
- 更正登録申請書(OCRシート第1号様式)
- 自動車検査証(車検証)
- 更正登録をする根拠となる書面
- 委任状(代理申請の場合)
- 更正登録用理由書
- 手数料納付書(手数料は無料)
根拠となる書面
ミスの内容を証明するための書面が必要です。
たとえば、名前が間違っている場合は戸籍謄本、住所が違う場合は住民票など。
ここで必要なのは「登録当時の情報を証明する書面」であり、現在の情報だけでは訂正できません。
理由書
陸運局に定められたひな形はないため、自作します。
内容には以下の項目を記載します。
- 登録番号
- 車台番号
- 訂正前後の住所・氏名
- 使用者の住所・氏名
Wordなどで簡単に作成できます。
まとめ
- 住所変更や氏名変更はできるだけ早めに行いましょう。
- 廃車や名義変更時にトラブルを防ぐためにも、記載内容を最新の状態に保つことが大切です。
- 運輸支局は月末はめっちゃ混雑します。なるべく月初の水曜日とかに行くのがおすすめです。
- 新しい車検証を受け取ったら、その場で必ず内容を確認してください。
車検証の誤記や記載ミスは、放置しておくと次回の更新時にもそのまま引き継がれてしまいます。
気づいた段階で早めに対応し、正しい情報で管理するようにしましょう。
今回はこのへんで
三重県・奈良県全域の車庫証明や名義変更は三重県自動車登録サポートセンターへ!
在留資格・帰化申請についてお悩みの方は在留資格帰化申請サポートへ!