士業の敬称はなんて呼べばいいのか

士業の敬称

お世話になっております。

士業はなぜ先生と呼ばれるのでしょうか?

行政書士の登録をしたとき、初めに一番違和感を感じたのが「先生」と呼ばれることです。


私の認識では先生は学校の先生と医者だけが「先生」だったので、自分が呼ばれるのも、呼ぶのも違和感だらけです。

ちなみにgoo辞書で「先生」と調べてみたら下記のように出てきました。

せん‐せい【先生】 の解説
《4が原義》

① 学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。また、自分が教えを受けている人。師。師匠。「国語の先生」「ピアノの先生」

② 教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。呼びかけるときなどに代名詞的に、また人名に付けて敬称としても用いる。「先生がたにお集まりいただく」「先生、お元気ですか」「鈴木先生」

③ 親しみやからかいの意を含めて他人をよぶこと。

「ははあ―今日は宅 (うち) に居るな」〈漱石・彼岸過迄〉

④ 自分より先に生まれた人。年長者。

「年の賀も祝はれず、―にはあるまじきことなり」〈鶉衣・戯八亀〉

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%85%88%E7%94%9F_%28%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%9B%E3%81%84%29/

 

先生と呼ばれるようになった経緯ははっきりとは分かりませんでしたが、士業は国から独占業務を認められているという専門性から「先生」と呼ばれるようになったのだと思います。


私の経験でしかありませんが、学校の先生に「先生」と呼んでいても、そこに尊敬の気持ちなんてありませんでした、と言っても③のように親しみや、からかいといった感情もなかったので、感覚的には④の年長者といった意味合いで呼んでいたように思います。先輩に何も考えずに「先輩!」と呼ぶようなものですね。


夏目漱石の「こころ」でも無職の人に対して先生と呼んでいたし、深く考える事もないのかな?

先生と呼ばずに○○さんと呼んで怒り出す人もいるのかな?

みなさん人の名前を覚えるのが面倒だから先生呼びで統一しているんじゃないのかな??

かなかな??

 

行政書士同士で集まっても敬称について話題になることが結構あるので、皆さん地味に気にしているのかもしれません。特に深く考える必要もなく、私を含めこれから登録する方も、とりあえず全員に対して「先生!」と言っておけば問題無と言うことで、今回はこのへんで!

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