政治連盟は、各都道府県の行政書士会に併設されている政治団体です。
全国組織としては 日本行政書士政治連盟 が存在し、各単位会にもそれぞれ政治連盟があります。
目的はシンプルで、
行政書士制度の発展
業域の拡大
法改正や制度改正への働きかけ
といった「政策面」での活動を行うことです。
つまり、本会(行政書士会)が“業務管理・研修・会員統括”を担う組織であるのに対し、政治連盟は“政治的ロビー活動”を担う組織という位置付けになります。
加入は義務なのか?
結論から言えば、任意加入です。
行政書士として登録するために政治連盟加入は必須ではありません。
入らなくても登録できます。
ここは誤解されやすいポイントです。
加入するメリットはあるのか?
率直に言えば、個人に直接的なメリットはほぼありません。
例えば、
政治連盟に入ったからといって仕事が増える
何か特別な資格が得られる
収入が上がる(むしろ会費がかかる)
といった直接効果はありません。
あくまで制度全体のための活動に協力する、という位置付けです。
ただし、今回の法改正もそうですが、行政書士として活動していくには制度そのものが土台になっているのは言うまでもありません、その土台を支え、改善していくための活動をしているのが政治連盟であり、加入せずにその恩恵を享受するのはフリーライドと取られても仕方がないかもしれませんね
入らない場合のデメリットは?
ここが実務的に重要です。
政治連盟に加入していない場合、単位会によっては次のような制限が生じることがあります。
本会主催の無料相談会に出られない
特定の名簿に登載してもらえない
本会経由の業務紹介を受けられない
つまり、本会活動の一部に参加制限がかかる可能性があるということです。
これは法的義務ではなく、あくまで内部ルールの運用によるものです。
地域差がありますので、登録予定の単位会の実情を確認することが重要です。
あまり語られない「隠れ要素」
ここからは少し実務的な話です。
単位会の役員に就任するためには、政治連盟加入が前提条件になっていることがあります。
つまり、
という構造になります。
極端に言えば、「会務から距離を置きたい」という場合、非加入は一つの方法です。
会務は持ち回りみたいなものなので遅かれ早かれ声がかかります、そのとき「政連入ってないんすよ~」って言えば相手もそれ以上は追及してこないでしょう。役員を断る最強のいい訳・禁術です
もちろん、これは王道ではありません。
やや外道寄りの戦術です😌
では、入るべきか?
最終的には価値観の問題です。任意加入である以上、強制されるものでもするものでもありません。
入るべき人
制度全体の発展に関心がある
将来的に会務・役員を視野に入れている
本会活動に積極的に関わりたい
入らなくてもよい人
いずれにしても、「なんとなく入る」「なんとなく入らない」ではなく、
構造を理解した上で選択することが大切です。
まとめ
政治連盟は
任意加入
- 法改正や制度改正への働きかけをする
直接的な個人メリットはほぼない
入らないと本会活動に一定の制限がかかる場合がある
という性質の組織です。
これから行政書士を目指される方にとっては、
「登録後に自分がどう活動していきたいか」を考える良い機会になります。
制度に関わる側になるのか。
業務特化型でいくのか。
そのスタンスによって答えは変わります。これから登録する方のご参考になれば何よりです😋
今回はこのへんで。