車の名義変更は本当に必要?

自動車

 

お世話になっております。

先日ご相談いただいたお客様から「自動車の名義変更をしたいと思い車検証を確認したところ、所有者が他人の名義になっていた。どうしたらよいか?」というご質問がありました。

お話を伺うと、昨年ご友人から車を譲り受けたものの、名義変更をしないまま現在まで使用していたとのことでした。

実は、名義変更(移転登録)を行わずに車に乗り続けていると、さまざまなリスクやトラブルが発生する可能性があります。今回はその点についてご説明いたします🤗

目次

名義変更とは?

車を売買・譲渡・相続などによって所有者が変わった場合に行う手続きのことを「名義変更」と呼びます。正式には「移転登録」といい、道路運送車両法で義務付けられています。

法律の規定

道路運送車両法第13条では、普通自動車の所有者が変わった場合、新しい所有者は 15日以内 に移転登録を申請することが定められています。

中古車販売店で購入した場合は販売店が代行してくれることが多いですが、知人・家族から譲り受けたり、ネットオークションで購入した場合は、自分で手続きを行う必要があります。

名義変更は、使用の本拠地を管轄する運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で申請します。受付時間は平日のみであり、必要書類をそろえるのにも手間がかかるため、「やらなくても困らないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、名義変更を怠るとさまざまな問題が発生します。


名義変更をしないと起こるトラブル

1. 法律違反になる

法律で義務付けられているため、手続きを怠れば違反行為です。悪質な場合は罰則を受ける可能性もあります。

2. 廃車や売却ができない

名義が自分になっていなければ、他人に売却したり廃車にしたりすることができません。実質的に「所有者ではない状態」になってしまいます。

3. 自動車税のトラブル

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。名義変更をしていないと、手放したはずの前の所有者に納税通知書が届き、思わぬトラブルの原因になります。さらに、自動車税を納めていないと次回の車検を受けることもできません。

4. 自動車保険の更新案内が届かない

保険契約者の情報も更新されないため、更新案内が前の所有者に届いてしまいます。そのまま契約が切れてしまえば、無保険で運転するリスクが生じます。

5. リコール通知が届かない

リコールが発生した場合、登録されている所有者に通知が送られます。名義変更をしていないと大事な安全情報が届かず、危険な状態で乗り続けることにもなりかねません。


専門家に依頼する選択肢も

名義変更はご自身でも行えますが、平日に時間を取らなければならず、必要書類の準備も手間がかかります。

  • 家族や知人から車を譲り受けた方

  • ネットオークションで購入予定の方

  • 車庫証明や名義変更の手続きを全部任せたい方

こういった場合は、専門の行政書士に依頼することでスムーズに進められます。


👉 車の名義変更は「面倒だから後回し」では済まされない大切な手続きです。安心して車に乗り続けるために、確実に行いましょう。

今回はこのへんで

 

 

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