ビザと在留資格ってどう違うの?
お世話になっております。
よく外国人が日本で生活するためには「ビザ」が必要!みたいな事を言ったり聞いたりしませんか?
新聞やニュースなどでも「ビザ」と「在留資格」をひとまとめにして「ビザ」と呼んでいることが多々あります。
普段、なんとなくで聞き流すことが多いと思いますが、実は「ビザ」と「在留資格」は全くの別物です。
今回はみんなが一緒くたにしている「ビザ」と「在留資格」の違いについてご紹介いたします🙌
目次
ビザ(査証)とは
渡航先の各国大使館や領事館で発行されるもので、その人が持っているパスポートが正式なもので、有効であることを確認してパスポートに裏書したものがビザ(査証)です。
ビザ(査証)は、在外の日本大使館・総領事館が、入国審査官に宛てた推薦状なんて言われております。
在留資格とは
ビザが日本に入国するときに必要なものであるのに対し、在留資格は、日本に入国した後に、日本に滞在して活動できる根拠となる資格で、文字どおり外国人が日本に”在留”するために必要な”資格”のことです。
現在33種類の在留資格があり、外国人が日本に滞在(在留)している間はずっと在留資格が必要になります。
まとめ(正直どっちでもいい)
いかがでしたでしょうか?
上記で述べた通り、一応違いはありますが、だからと言って「就労ビザ」と言っている人に対して、「? あぁ・・・ 就労系の在留資格のことね・・・」なんて言ったら嫌われるだけです。
ビザと言う呼び方が一般的に使われていて、響きも良いため、弁護士や行政書士も在留資格=ビザと呼んでいます。
知っていようが間違っていようが支障のない、豆知識みたいなものですが、嫌いな人の揚げ足取りにでも使ってみてはいかがでしょうか!
今回はこのへんで。
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