軽自動車のナンバープレートについて
お世話になっております。
最近やっと自動車登録関係のHPが見れる程度まで作成できてきたので、今日は車(軽自動車)について。
軽自動車といえば黄色いナンバープレートですが、最近では白色のナンバープレートの軽自動車を見かけることも増えてきたのではないでしょうか。
軽自動車のナンバープレートは封印が無かったり色が違ったりしますが、今回はこの違いについてご説明させていただきます。
目次
軽自動車の白色ナンバープレートとは?
そもそも軽自動車のナンバープレートが黄色い理由としては、小型車なのか普通車なのかを高速道路の料金所の係員が容易に区別できるようにするためです。※以前は軽自動車の高速道路での制限速度が軽自動車と普通車では異なっていたので、取り締まりをしやすくする面もありました。
現在ではETCの普及率が上がり、ナンバープレートの色分けをする必要性が薄れてきており、「ラグビーワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック・パラリンピック」を記念した特別なナンバープレートでは図柄入りや白色のナンバープレートが採用されています。
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」は期間限定でしたが、オリンピックの延期に伴い2021年9月30日まで申請可能となります。
普通自動車に取り付ける「封印」って何?
通自動車のナンバープレートにはナンバープレートを固定するボルトの上にアルミキャップが被せられています。普通自動車のナンバープレートにはナンバープレートを固定するボルトの上にアルミキャップが被せられています。これを封印と言います⇒三重であれば「㊂」刻印されています。
普通自動車の場合、封印はナンバープレートの取り外しや盗難を防止するために陸運局で車検証と車体番号を照合したうえで検査官に取り付けてもらいます。
なぜ軽自動車には封印がないの?
登録自動車のナンバープレートは「自動車登録番号標」に対して、軽自動車用は「車両番号標」と呼ばれ、軽自動車のナンバープレートの封印義務は法律で規定されておらず、軽自動車協会に「届け出」を出して、ナンバープレート発行してもらいます。
軽自動車はその性質上、市民の脚として購入・所有を簡単にするため、事務手続きに関しても簡易化がされる必要がありました。
結果、普通車は「登録車」と呼ぶことに対し、軽自動車は「届出車」として手続きの簡易化から「封印」も不要となった経緯があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段はあまり気にしないナンバープレートですが、調べてみると日本の車事情まで掘り返すことになってしまいました。
また、オリンピック仕様はまだ申請可能ですし、2022年には新たな図柄入りナンバープレートも導入されるとの話もあるそうですので、検討されてみてはいかがでしょうか!
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